司法書士あさ事務所のブログ

あさ事務所 動物(うさぎ)が仕事のパートナーです

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営業電話をお客様からのご相談だと勘違いしてしまったお話

先日、夕方に1本の電話がかかってきました

 

その日は少し疲れていて

”もう今日のお仕事はおしまい…”

と気持ちがオフモードに入った頃でした。

 

「HPを拝見してお電話したのですが…」

優しい感じの女性の声で

恐る恐る勇気を出して電話してきた感じ

(に思えたのです。)

 

「そちらの事務所は、

わんちゃんや猫ちゃんなど

動物の家族がいる場合で

飼い主が高齢になってしまったり

万が一のことがあった場合に備えて…

…そんな相談も出来るのですか?」

と。

 

私はてっきり、

この女性は、動物と一緒に暮らしていて

将来の動物の家族に対して

不安を抱えている方なのかと…

 

”電話相談だけになってしまってもよいから

少しでも役に立ちそうなお話をしたい!”

 

動物の家族を大切に想う方が

小さな私の事務所のHPを

見つけてくれたことも嬉しくて

ありがたくて

 

後見、信託、遺贈、遺言…

どんな法律的なアドバイスができるか

頭の中の引き出しを

全部開けて

必死に考えつつ

相手のお話を聞きました。

 

オフモードだった心が

熱くなりました。

 

相手の女性もとても喜んで

人間と動物との繋がりを想っている事務所であることを、とても褒めて下さいました。

 

…私は褒めてもらえた事がとっても嬉しくて、きっと調子に乗ってしまったのですね…

 

”司法書士事務所なのに

動物?!うさぎなの??”

と、苦笑されたり、

趣味の気分で仕事をしているのかと

勘違いされてしまったり…

 

少し落ち込む事もあったので

認めてくれる人もいるんだと

嬉しかったのです。

 

そんな心熱くなる気持ちで

相手の女性の話を聞いていると

「高齢の方が亡くなって

残された猫ちゃんがいて…」

と。

 

”あ、お知り合いの方のお話なのかな…

ご本人かと思ってしまった…”

と思いつつ、話を聞いていました。

 

すると

「ぜひ、一度事務所に…」

と仰って下さり

嬉しくて面談の日程を決めました。

 

最後にその女性が

「一応、私の会社名をお伝えしておいたほうがよいですよね。」

と。

 

???

カイシャ?

 

と思いつつ

その会社名をメモして電話を切りました。

 

ネットで調べてみると

士業と業務提携して

幅広く業務を行っている

大きな会社さんでした。

 

すぐにピンと来なくて

(おバカすぎるのですが)

しばらく落ち着いて考えて

やっと気づきました。

 

業務提携の営業電話だったのね…

 

最近の営業電話はレベルが高い。

または、私が騙されやすいのかな。

 

私が大切に想って仕事をしている部分をしっかり掴まれて、冷静さをなくしていたな…

と反省しました。

 

その後

その女性へ電話したものの繋がらなかったので、

留守番電話に面談は無しにしてもらうように残しておきました。

 

がっかりして反省した経験をしましたが…

”でも、もしかしたら、

その女性は営業担当で

仕方なく仕事で電話してきたけど

でも、個人的には

人と動物の共存を望んでいる人かもしれない…

 

なんて

未練がましく思ってしまいました。

 

それだったら…

まぁいいか。

 

 

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エプロンが気になる明桜です。彼が元気で傍にいてくれれば…まぁいいか。